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山神社
さんじんじゃ
滋賀県高島市マキノ町牧野625
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式内社 近江國高嶋郡 麻希神社 |
滋賀県高島市にある。
マキノ駅から北西に4Kmのマキノ町牧野に鎮座。
知川の近くを走る道路から、西へ少し入る道の側に境内がある。
山神社の社名の通り、豊かに茂る木々の中にあり、
日陰の参道を歩き、鳥居をくぐって境内へ。
境内奥に、手水舎と拝殿。
拝殿の中央に、太鼓がぶら下がっている。
拝殿の後方には、本殿を納めた覆屋。
覆屋の扉の格子から中を見ると、
それほど古さの無い本殿がある。
創祀年代は、不詳。
社伝によると、
もとは麻気神社と称し、字真毛野に鎮座していたが、
中古、彌馬野に遷座し、以後、彌馬野神社と称したという。
彌馬野神社を、「やまの」神社と読み、
現社号となったとすれば、当社は、「やまのじんじゃ」ということになるが、
『平成祭データ』では、「さんじんじゃ」と書かれていた。
本当は、「やまのじんじゃ」が正しいのだろう。と思う。
三代実録に、貞観九年九月従五位下を授けられたとあり、
古代には有名な神社であったと思われる。
鳥居の脇は、境内には、
「奉納」と刻まれた新しい石柱が数本立っている。
境内も、ちゃんと手が加えられており、荒れた印象も無い。
地元の方々、氏子の方々が大事にしている神社なのだろう。
当社の神紋に関して。
現地では確認できなかったが、
『滋賀県神社誌』には「左三つ巴」と記されている。
頭が左なのか、尾が左なのか不明だが、
とりあえず、一般的な三つ巴紋を掲載しておく。
社殿 | 本殿覆屋 |
境内 |
鳥居 | 鳥居扁額 | 覆屋内の本殿 |
【 山神社 (高島市) 】