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高負神社
たこうじんじゃ
兵庫県豊岡市日高町夏栗字秋葉山116−1
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兵庫県豊岡市にある。
江原駅の西4Kmほどの夏栗に鎮座。
482号線を西へ進む。
夏栗集落の東側から北へ進み、1.5Kmほど登ると、
秋葉山(224m)の山頂が境内。
地図で場所を確認できなかったので、
周囲の道をウロウロと探索し、結局、地元の方にお聞きして参拝。
かなり上まで車で行ける一本道だったのだが
そのため、途中に社号標や石碑や鳥居などがあったかもしれないが
まったく気付かなかった。
参拝が夕方、日没の前だったので
境内周囲は少し暗めだった。
以前は、女人の参拝が禁止されていた山だそうで
ちょっと暗い感じと相まって、雰囲気のある神社だった。
社殿は、瓦葺で拝殿の中に本殿が納まった形式。
内部の本殿は、流造のようだった。
通称は白山神社と呼ばれており、
拝殿の扁額には「白山権現」とある。
秋葉山に白山権現というのはどういうことだろうか。
社号「高負」の読み方が、よくわからないのだが
『平成祭データ』には「たこう」とある。
昔風に書くと「たかふ」なのかもしれない。
道を聞いた時には
「たかおい神社は何処でしょうか」と訊ねてしまったかもしれない。
創祀年代は不詳。
式内社・高負神社に比定されている古社。
宵田から久斗のあたりを高負と呼んでいたらしい。
寛文三年(1663)、両部神道により、
加賀白山より勧請し、白山大権現と称していたが
明治三年、神仏分離によって高負神社と復称。
明治六年十月村社に列し、
明治八年、それまでの女人参拝禁止の風習を廃したという。
白山社と称したことから、現在の祭神は白山比賣命・菊理比賣命だが、
本来の祭神は、高田郷の大穀に任ぜられた大集連高負の霊を祀るとも。
山頂に境内 |
境内 |
社殿 | 内部に本殿 |
【 高負神社 (豊岡市) 】