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気都和既神社
けつわきじんじゃ
奈良県高市郡明日香村大字上字茂古の森172
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式内社 大和國高市郡 氣都和既神社 |
奈良県明日香村にある。
石舞台から多武峰方向へ延々と上り坂登ると、左手に杜。
社地は、俗に「もうこの森」とよばれている。
藤原鎌足が、暗殺した蘇我入鹿の首に追われ、
飛鳥板葺宮から当地まで逃げ、「もう来ぬだろう」と言ったらしい。
境内に鎌足が腰かけた石があるらしいが、気付かなかった。
拝殿はなく、一段高いところに祠が二つ。
一つは明治末年に合祀された春日神社。
創祀年代は不詳。
式内社・氣都和既神社に比定されている古社。
『姓氏録』の左京神別上に
「真神田曽禰連、神饒速日命六世孫伊香我色乎命気津別命之後也」
とあり、真神田宿禰の祖神を祀った神社。
石舞台 |
社殿 | 社殿 |
社殿 |
「気都和既神社ともうこの森」
境内は「もうこの森」と呼ばれており、この気都和既神社に
は、気津別命と尾曽・細川両大字の神社にそれぞれ祀られてい
た天津児屋根命を合祀した三座を祀る。KITSUWAKI Shrine & MOKO Grore その名のおこりは、645年の大化改新で中臣鎌足(藤原鎌足) が飛鳥板蓋宮で暗殺した蘇我入鹿の首に追われて、ここまで逃 げ込み「もう来ぬだろう」といったことに由来すると伝えられ ている。鎌足が腰をかけたと伝えられる石も残る。 −境内案内− |
【 気都和既神社 】