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山口神社
やまぐちじんじゃ
京都府綾部市故屋岡町平田13
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式内社 若狭國遠敷郡 許波伎神社 (参考) |
京都府綾部市にある。
綾部駅の北東28Km近く、由良川に沿って27号線を東へ進み、
山家駅付近で1号線に入って20Kmほど進んで771号線へ。
古和木川に沿って771号線(名田庄綾部線)を進むと
川の合流地点に当社境内がある。
福井県との県境に近い、山間の集落。
境内入口は西向き。
参拝は朝、日の出の頃だったため
鳥居から見る境内は、朝日を背に負って眩しかった。
広場のような場所の奥、小山の麓に西南向きの社殿。
一段高い場所に拝殿があり、拝殿の奥に本殿を納めた形式。
社殿の左右に、境内社の小社が祀られている。
本殿の後方、山の上に何かの建物がある。
屋根が朽ちていたので古寺だろうと思い、山に上って近づいていないが、
ひょっとすると奥宮、旧本殿、本当の本殿などの
当社と関連のある建物だったかもしれない。
残念ながら当社の由緒などは未入手。
鎮座地は、昔、強木(コハギ)村といったらしく
強木の山ノ神ノ社、とき権現とも称された神社。
『式内社調査報告』によると、
若狭国の式内社・許波伎神社の分祀社であろうと記されている。
鎮座地名の強木(コハギ)村や
古和木川に残る「古和木(コワギ)」の名など
「許波伎(コハキ)」との関連が指摘されている。
丹波国(京都府)にある神社だが、
若狭国(福井県)との境に近い村に在り、
若狭の許波伎谷から丹波に強木への分村によって、
分祀されたものであると考えられているようだ。
境内社として『式内社調査報告』には
権現神社、若宮神社の名が載っている。
境内入口 | 鳥居 |
境内。小山の麓、広場の隅。 |
社殿。背後の山の上に何かある。寺? |
拝殿 | 丘上の建物拡大 |
拝殿奥に本殿 | 本殿 |
本殿左の境内社 | 本殿右の境内社 |
【 山口神社 (綾部市) 】