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馬路石邊神社
うまじいそべじんじゃ
滋賀県守山市吉身4−4−1
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滋賀県守山市にある。
守山駅の北北東1.5Kmほどの吉身に鎮座。
野洲川の西、11号線から少し東へ入った場所に境内はある。
参道入口は南東側。100m以上はあるだろう。
小川に沿って参道を歩き、「天王の森」と呼ばれる社域に入ると。
南向きの古びた神門がある。
神門をくぐると広い砂利の境内。
境内中央に多くの提灯を付けた拝殿があり、
その奥(北側)に立派な中門。中門の奥に、流造の本殿がある。
参拝は年末の休日の朝。
境内では近所の方々が集まって、迎春のためだろうか
みんなで掃除をしていたので、邪魔にならないように参拝。
写真には多くの方が写っていたのだが
とりあえず、なるべく人が写っていないものを選択して掲載した。
年末や休日の朝に神社参拝すると、
よく近所の方、氏子の方々が掃除をしている。
本当は、そういう方々も含めて「神社」なので
そのまま写真を掲載したいところなのだが、
自分の顔が写った写真がネットの公開されるのは嫌なので。
社伝によると、白鳳年間の創祀という古社。
戌年に当地に降臨されたと伝えられ、
古来、四月の戌の日に例祭が行われていたという。
当社の神使も白犬で、なにかと戌(犬)に縁のある神社なのだ。
式内社・馬路石邊神社に比定されており、
馬路郷田中莊の総鎮守として田中大明神と崇敬された神社。
本来は、吉身・守山・播磨田・市三宅の四村の産土神であったが
中古、祭事の時に争いがあり、守山を除く三村が離散。
当社の近くに、その時に破壊された神輿が埋められた神輿塚という円墳がある。
現在の祭神は、素盞鳴尊と大己貴命だが、
社号「馬路石邊神社」から、古代の氏族・石邊公の祖神を祀ると考えられている。
また「馬路」は、古代、駅(うまや)が置かれていた土地だから。
明治十四年十二月郷社に列した。
素盞鳴尊を祀る牛頭天王なので、
中門には、金の木瓜紋が付けられていた。
境内の右手に、境内社が並んでいる。
参道には境内社への鳥居が立ち、その奥に朱の鳥居。
鳥居の両脇には愛宕大神が祀られ、奥に境内社の祠が並んでいる。
境内社は、一番左に興福稲荷神社があり、
大きめの事代主神社の左右に二社づつ、
山王神社・八幡神社、住吉神社・神明神社が並んでいる。
参道と「天王の森」 |
鳥居 | 神門 |
境内 |
拝殿 | 中門 |
中門 | 本殿 |
境内社鳥居 | 朱の鳥居の左右に愛宕大神 |
興福稲荷神社、山王神社、八幡神社、事代主神社、住吉神社、神明神社 |
−境内案内板− |