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伊豆志彌神社
いずしやじんじゃ
京都府京丹後市久美浜町出角宮ノ谷718
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式内社 丹後國熊野郡 伊豆志弥神社 |
京都府京丹後市にある。
久美浜駅の南東7Kmほどの出角に鎮座。
312号線を南東へ4Kmほど進み、橋爪付近から南下。
川沿いに703号線を南下すると出角の集落がある。
その出角集落の中を進んで行き、集落を抜けた辺りに
川に面して境内がある。
鳥居などの社号を記したものが見当たらず
伊豆志弥神社なのかどうか不安だったが、とりあえず参拝。
というわけ参拝開始。
階段を上り鳥居をくぐると、ひっそりとした境内。
手をかけないと、すぐに雑草に覆われてしまいそうな雰囲気だが
わりと綺麗の維持されており、良い感じ。
境内の奥に社殿があり、入母屋造りの拝殿の後方に
覆屋に納まった本殿がある。
『丹後舊事記』に、
「垂仁天皇の朝、川上摩須郎勧請」とある古社。
箱森大明神、筥森大明神とも称されていたが、
式内社・伊豆志弥神社に比定されている神社。
一説には山を越えた場所にある、但馬の出石との関係を示唆する説もある。
祭神は物部氏三世孫の出石心大臣命。
物部氏の末裔が当地方で繁栄し、その祖神を祀ったものと思われる。
境内の左手に境内社の祠が一つ。
一祠に4社が祀られており、
左から、厳島・稲荷・八坂・天満の名前が記されている。
参拝を後え、出角集落の方に社名を確認したので、
当社が伊豆志弥神社に間違いないようだ。
古くて格式の高い神社なのだと伝えられていると
うれしそうに語ってくれた。
社頭 |
鳥居 | 境内 |
境内と社殿 |
本殿覆屋 | 拝殿 |
境内社 | 本殿 |
当社は、元箱森大明神と唱え、延喜式内社である。 創立年代不詳なれど、丹後旧事記等には丹後之河上麻須の創建と伝える。 大正9年神饌幣帛科供進神社の指定を受ける。 −『平成祭データ』− |
【 伊豆志弥神社 伊豆志彌神社 (久美浜町) 】