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春來神社
はるきじんじゃ
兵庫県美方郡新温泉町春来827
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兵庫県の新温泉町にある。
JR山陰本線・浜坂駅の南東15Kmほどの春来に鎮座。
岸田川に沿って47号線を南下し、
9号線(山陰道)に入って春来川に沿って南東へ。
春来トンネルの手前で9号線をはずれ、東へ進む。
春来の町にある小学校のすぐ南。
坂道の道路に面して鳥居が立っているが、
参道の灯籠は、小学校の敷地内にあるようなので、
ちょっと小学校に入って撮影。
あまりウロウロしていると、怪しい人と思われそうなので
すばやく参拝開始。
当社の正式名は「春来神社」なのだが
鳥居には「五社大明神」と書かれている。
鳥居をくぐり、参道階段を登ると、正面に境内社。
境内に入って右に進むと、当社の社殿がある。
社殿の扁額には、鳥居と同じ「五社大明神」。
道路からかなり上にあるのだが
道路に沿うように、細長い境内。
木々の多い林で、地面には苔。
細長く垣も無いので、小学生の遊び場には向かないようで
ひっそりとした雰囲気だった。
社伝によると、
天武天皇白鳳六年(677)四月二日の創祀。
式内社・春木神社に比定されている古社だが
天正十六年六月十九日、宝庫焼失により記録は残っていない。
鳥居扁額にあるとおり、
江戸時代には五社大明神と称していたが
明治初年、春来神社と改称した。
社号を五社と称したように
祭神は、五柱の神々。
天照皇大神・伊弉諾命・伊弉冊命・大己貴命・少彦名命。
ただし、異説もあり
『特撰神名牒』には、波比岐命・天穂日命とある。
また、当社は龍頭明神とも称したとする説や、
罔象命を祭神とする説もある。
確認した境内社は二社。
愛宕社と山神社。
社域 |
鳥居 | 参道階段 |
階段上に境内社 | 愛宕大権現・山神大明神 |
境内 |
拝殿 | 本殿覆屋 |
【 春来神社 春來神社 五社大明神 (新温泉町) 】