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竹田神社
たけたじんじゃ
奈良県橿原市竹田町495
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式内社 大和國十市郡 竹田神社 |
奈良県橿原市にある。寺川沿いに鎮座。
竹田大橋の側。道路からでも赤い社殿が見える。
祠が二つ有るが、もう一つの祭神は誰だろう。
摂社に厳島神社があるそうだが、これだろうか。
式内社・竹田神社に比定されている古社。
三十八社とも称された神社で、多神社の若宮であるとも。
竹田川辺連の氏神で、竹田川辺連の祖神である
天香具山命(あるいは火明命)を祀ると考えられている。
崇神天皇の五年、初めて道臣命を猛田(タケタ)の地に
斧一振りを以て祀ったという由緒があるらしく、
道臣命を祭神とする説もある。
鳥居 | 拝殿 |
拝殿から本殿 |
本殿 | 厳島神社か? |
社号標 | なんとか大権現 | 妙見 |
竹田神社 寺川南岸に鎮座。旧村社。古くは三十八所社 と称したが、「延喜式」神名帳十市郡の「竹田神 社」に治定(大和志)。「新撰姓氏録」左京神別下に 「竹田川辺連、同命(火明)五世之後也、仁徳天皇御世、 大和国十市郡刑坂川之辺有竹田神社、因以為氏 神、同居住焉、緑竹大美、供御箸竹、因茲賜竹 田川辺連」とあり、竹田川辺連の氏神で、火明 命を祀ると推定される。竹田川辺連は竹田神社 の祝部で、「川乃反薬」「太計太薬」「楚武川薬」な どの薬方を伝えていた(大同類聚方)。境内にはも と神宮寺の大日堂があり、弘治元年(一五五五) に宿院(現奈良市)仏師源次・源四郎父子によっ て作られた大日如来坐を安置。 −『大和・紀伊 寺院神社事典』− |
【 竹田神社 】