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忍坂坐生根神社
おしさかにますいくねじんじゃ
奈良県桜井市大字忍阪字宮下487
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式内社 大和國城上郡 忍坂坐生根神社 大 月次新嘗 |
桜井から165号線を東へ、宇陀方面へ曲がり忍坂の町の中。
166号線から少し入る。公園のような感じの広場の奥にある。
社殿の奥は「窓」になっていて、
本殿はなく、後ろの山(宮山、俗に外鎌山)を祀る。
下記説明にある「石神」は気づかなかった。
自然石を並べただけで結界をしていないのだろう。
創祀年代は不詳だが、
天平二年の『大倭国正税帳』に名前の見える古社であり、
式内社・忍坂坐生根神社に比定されている神社。
境内 |
社殿 |
愛宕社 | 神女社 | 天満社か? |
社殿 | 境内社 |
外鎌山西麓に鎮座し、少彦名命を祀る。旧村
社。「延喜式」神名帳城上郡の「忍坂坐生根神社大、月次新嘗」
に比定。当社は本殿がなく後方の宮
山を神体とし、拝殿北に「石神」と称して、径四〇センチ、
高さ二〇センチ内外の自然石を十数個並べられ、磐座を形成。 「三輪流神道深秘抄」に「忍坂宮イクネ大明神、イヅレモ三輪ノ大明神 ノ御子神トイヘリ」と記す。 例祭は一〇月十八日。宵夜深夜に「きょうの飯」と称する御供と、「どへ」という御幣を供える「後夜の渡」が行われる。 −大和・紀伊『寺院神社大事典』− |
【 忍坂坐生根神社 】