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駒形大重神社
こまがたおおしげじんじゃ
奈良県御所市大字楢原字石川1662
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式内社 大和國葛上郡 葛木大重神社
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奈良県御所市にある。
30号線から細い道を西へ行くとこんもりとした杜。
更に進むと鳥居が見える。
階段の上に境内。末社も多いが、薮蚊も多い。
本殿に近づけず残念。
当社は社号の通り、明治四十年(1907)に
駒形神社に大重神社を合併させたもの。
大重神社の旧社地は、東方の田口という場所であったという。
駒形神社の祭神は不詳だが、一般に木股様とも呼ばれており
木股神と考えられている。
大重神社は、滋野明神とも呼ばれており、
式内社・葛木大重神社に比定される古社。
「大重」は、犬養の誤写、八重・火雷の誤写、滋野の誤写など
諸説あってはっきりしないが、
この地に居住していた楢原氏が、祖神・滋野朝臣を祀ったものと考えられている。
境内社が五社並んでいた。
左から、琴平社、市杵嶋社、八幡社、春日社、神明社。
そろそろ、この日の参拝を終え、ホテルへ帰ろうかと考えていた頃。
境内に「無事蛙」の石像が置かれていた。
社域と参道 |
参道鳥居 | 境内入口 |
本殿 | 拝殿 |
境内社五社 | 無事蛙 |
駒形大重神社
本社は、御所市西部を南北に走る、葛城
の道(葛城古道)の楢原地区石川にあり
祭神は、滋野貞主命外一座不詳とされ
ている。本殿は五尺四寸に六尺一寸。本社は
「延喜式神名帳」にある葛木大重神社を
駒形神社に合併して現在のように祀られて
いるのであるという。(「大和神社神名帳」)境
内神社には、春日神社、市杵島比売神社、
八幡神社、神明神社、琴平神社の五社がある。本社の駒形の名のいわれであるが、−地 元の古老の話によるとその昔、農耕に使役 された馬を祀ったので、その名が今に残っ ているのではないかとの事であるが、駒形の 名のためか馬にかかわる人々が今もこの神社に 参拝されるという。 −境内案内より− |
【 駒形大重神社 】