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大歳神社
おおとしじんじゃ
奈良県橿原市石川町宮ノ本332
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橿原神宮駅の東。畝傍中の横の丘の上。
中学生の登校に混じって参拝。
あまり綺麗ではないが、素朴な印象の神社。
創祀年代は不詳。
式内社・大歳神社に比定される古社。
社名の通り、主祭神は大歳神だと考えられている。
大歳神と天知迦流美豆比売神の十人の御子神の一人が大山咋命。
大歳神と香用比売神の御子神が、御年神である。
大山咋命も祀るためか、山王権現とも呼ばれたらしい。
御神体は紙幣。
本殿屋根に「藤」のような神紋が付けられていた。
『寺院神社大事典』では、天児屋根命も祭神に加えられているので
春日社とも呼ばれていたか、春日社を合祀したため、
春日社特有の藤紋を使用しているのだろう。
鳥居 | 拝殿 |
社殿 |
境内社 | 本殿のアップ |
大歳神社 石川池北隣に鎮座。社地から東方和田町にか けて続く丘陵が蘇我馬子が塔を建てたという大 野丘とされる。祭神は大歳神・大山咋命・天児屋根命。旧村社。近世には山王権現と称した(棟札)。 天保一四年(一八四三)の湯釜に初めて「大歳神社」 と刻し、「延喜式」神名帳高市郡の「大歳神社二 座」にあてるが、「大和志」以下同社の在所不詳 とする。 −大和・紀伊『寺院神社大事典』− |
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