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須流神社
するじんじゃ
兵庫県豊岡市但東町赤花字主楼谷632
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兵庫県豊岡市(旧但東町)にある。
豊岡駅から東南東に20Kmほどの但東町赤花に鎮座。
円山川に沿って南下し、出石川に沿って426号線を進む。
さらに太田川に沿って482号線へ。
次いで、担当町畑山付近で、赤花川沿いの701号線を東へ。
701号線を2Kmほど進むと、
南の山の方へ入る道があり、
道路脇の高い場所に当社の鳥居と社号標が立っている。
境内は、その鳥居からさらに南へ700mほど南下した
山間部というか谷のような場所。
南下する道に沿って川が流れており、
その川にかかる橋を渡って境内。
参道を進み、階段を上ると西向きに社殿が立っている。
拝殿は入母屋造、後方の本殿も入母屋造。
境内や参道は、整備されて間もないようで
川にかかるコンクリートの橋も真新しいが
社殿は少し古びた感じ。
本殿の左手には、大きな岩が転がっているが
祀られている雰囲気はない。
鎮座地は「主樓谷」と書くのだが読み方がわからない。
ひょっとすると、当社の社号・須流「スル」と同じ
「スルタニ」なのだろうか。
『式内社調査報告』によると、
当社後方の山に、朱樓石という
大小二個の岩があるらしい。
二見浦の双石のようなものらしい。
この「朱樓石」(スルイシ?)が御神体なのだろう。
朱樓石を祀る、主樓谷にある、須流神社なのだろう。
創祀年代や由緒は不詳。
式内社・須流神社に比定されている古社。
主樓谷にあるため、主樓明神とも称される神社。
正徳二年(1712)九月
「村中息災五穀成就」を祈願して本殿を建立。
文化十四年(1817)九月に再建。
境内の左右に境内社が一つずつあるが
詳細はわからない。
『式内社調査報告』には
稲荷神社と武神社の名が記されている。
参拝はゴールデンウィーク。
朝日を浴びた鳥居と青い空が無茶苦茶美しい
快晴の早朝。
境内も綺麗で瑞々しい。
そんな印象の神社だった。
参道の鳥居 |
参道と橋 | 境内 |
社殿 | 本殿 |
拝殿 |
左の境内社 | 右の境内社 |
社殿左の岩 |