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山神神社
やまのかみじんじゃ
兵庫県養父市八鹿町八木1182−1
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兵庫県養父市にある。
八鹿駅の西5Kmほどの八鹿町八木に鎮座。
9号線の北側、お寺の脇に参道入口があり、
緩やかな坂道を100mほど登る。
途中、参道の右手に稲荷社らしき赤い祠があるが、
当社の末社だろうか。
さらに参道を進み車道を越えると境内。
境内は、緑の雑草に覆われているが、
ちゃんと定期的に刈り込まれている様子。
境内中央に参道があり、右手奥に参籠所と社殿がある。
本殿は覆屋の中だが、覆屋の前面は開放されており
中の本殿を見ることができる。
本殿の扁額には「山神社」と記されており、
たぶん「やまのかみのやしろ」と読むのだろう。
緑の境内には「垣」はなく、明るい太陽の下
非常に開放的な印象の神社だ。
創祀年代は不詳。
式内社・夜伎村坐山神社に比定されている古社。
夜伎村(八木)に鎮座する「山神社」ということ。
祭神は『式内社調査報告』には、伊弉冉命・速玉命・事解之男命とあり
『兵庫県神社誌』には、三柱に加えて
忍穂耳之尊・瓊々杵之尊の名が記されていた。
また、別の資料では大山祇命や八木明神などとある。
中世には、背後の山上に八木氏の居城があったらしい。
因幡に領地を持つ八木氏が、交通の要衝である当地を
天正年間まで支配していたという。
明治六年十月村社に列した。
社殿の左右に小さな祠が一つずつ。
前面の扉が少し開いていたので、中を覗けば社号が確認できたかもしれないが。
なぜか、気がすすまなかったので覗くのを止めた。
ということで、境内社名の確認はしていないが、
『式内社調査報告』には、若宮神社と稲荷神社の名が記されている。
参道入口 | 参道 |
参道の祠、稲荷か? | 境内入口 |
境内入口 |
境内 |
本殿覆屋 | 本殿 |
社殿左の境内社 | 右の境内社 |
【 山神神社 (養父市) 】