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八保神社
やほじんじゃ
兵庫県赤穂郡上郡町八保乙809
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兵庫県上郡町にある。
山陽本線・上郡駅の西5Kmほどの八保に鎮座。
90号線を、安室川にそって西に進み、
安室川と梨ヶ原川が分岐するあたりで、
90号線をそれて、まっすぐ西へ。
1Kmほど直進すると、道の右手(北側)に境内がある。
境内入口は南向き。
天気が悪いわけではないが、冬特有の曇天で、
境内も周囲も、やや暗い印象。
参拝は、新年を迎えてすぐだったが、
風の寒い日の朝だった。
鳥居をくぐり、広い境内に入ると、正面に社殿。
社殿は、境内の左に寄っており、右側に広場がある感じ。
広場の奥に、瓢箪型の池がある。
社殿は、拝殿の後方に垣に囲まれて本殿。
正月だからかもしれないが、垣の入口が開放されていたので、
垣内に入って本殿を撮影した。
いつもは閉まっているのかもしれない。
創祀年代は不詳。
嘉永年間の火災によって、古記録などは焼失したようだ。
鎮座地は岡村と呼ばれていたため、通称は岡の宮。
八穂社とも赤穂八穂社とも記述される神社。
『赤穂郡誌』によると、
祭事に際し、八束の稲穂を供する故に
八穂神社と称するようになったという。
また、梵天が播磨に天降ったという
本地垂迹説があるらしく、梵天宮とも呼ばれていた。
主祭神は、豊受姫命で稲作の神。
社地に関して、元禄年間に山上に移し、
昔の社地は田地としたという記録がある。
合祀の神々は明治になって合祀されたもの。
境内社は、本殿の左右と拝殿の右手、瓢箪池の畔の4つ。
どれがどの社か判らないが、
四柱神社(生魂神・足魂神・玉津地魂神・大宮乃賣神)、
雨之相魂神社(天之相魂神)、稲荷神社(保食神)、山神社(大山祇神)。
拝殿の右の社には赤い鳥居が設置されていたので、
たぶん、稲荷社だと思う。
社域 |
鳥居 | 境内 |
本殿 | 拝殿 |
本殿と境内社 | 本殿と境内社 |
稲荷社 | 瓢箪形の池と境内社 |
【 八保神社 (上郡町) 】