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意波閇神社
おはへじんじゃ
滋賀県長浜市余呉町坂口290−1
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式内社 近江國伊香郡 意波閇神社 |
滋賀県長浜市(旧余呉町)にある。
余呉湖の東2Kmの坂口に鎮座。
境内入口の鳥居をくぐり、巨木の横を歩くと広い境内。
境内奥に、一段高く社殿が鎮座している。
拝殿の後方に垣に囲まれて本殿。
垣の左側には境内社が一つ。
多分、これが坂口神社だろう。
境内は広く明るいが、社殿のある場所は、暗くて深い感じ。
参拝した時刻が午後だったためだろうか。
創祀年代は不詳。
祭神は、大鷦鷯命(仁徳天皇)。
大鷦鷯命の後裔が祖神として奉祭したという。
八幡系の祭神だからだろうか、神紋は巴紋。
一説には埴安姫神。
社名の「意波閇」の読みは、「いはへ」「おはへ」などがあるらしいが、
平成祭データでは「おはへ」。
僕は、資料を見るまでは、「いわい」だと思う込んでいた。
境内は「平野の森」とも称され、
平野大明神とも呼ばれていたという。
北陸街道の要路に鎮座しており、越前への道の要衝。
ただし、天正の賤ケ岳の合戦のおりに兵火のため焼失した。
その後、現在地に遷座し、社殿を造営、再建された。
境内末社の坂口神社は大山咋命を祀っている。
鎮座地の坂口を社名に持つこの社が少し気になった。
元は、こちらが本筋だったということはないだろうか。
境内入口 | 境内 |
境内 |
拝殿 | 社殿 |
本殿左の坂口神社 | 本殿 |
境内の大きな木 | 本殿 |
【 意波閇神社 (余呉町) 】