[HOME] > [神社記憶] > [関西地方] > |
|
鵺大明神
ぬえだいみょうじん
京都府京都市上京区主税町
こちみ鳥 我かきもとに鳴きつなり 人まで聞きつ ゆくたまもあらじ
|
|
式内社 宮中神 御巫等祭神八座の一 大宮賣神 大 月次新嘗 |
NHK京都放送局の南、二条公園の北にある、小さな祠。
社殿の額には、「鵺大明神、玉姫大明神、朝日大明神」とある。
『式内社調査報告』には、
大宮姫命稲荷神社の古跡として写真が掲載されていた。
「鵺」とは、平家物語に登場する妖獣・妖怪で、
頭が猿、身体が狸、手足が虎、尾が蛇のキマイラ。
源頼政が弓で退治したが、後に復活し、再度、源頼政に退治された。
源頼政が、この鵺池で矢を洗ったという。
鵺の声が聞こえた時に災いを避けるためのまじない歌。
「こちみ鳥 我かきもとに鳴きつなり 人まで聞きつ ゆくたまもあらじ」
鵺大明神 |
鵺池碑 | 社殿扁額 | 社殿 |
鵺
鵺は深山にすめる化鳥なり。源三位頼政、頭は猿、足手は虎、尾はくちなはのごとき異物を
射おとせしに、なく声の鵺に似たればとて、ぬえと名づけしならん。* 鵺の字は、「空鳥」
|
【 鵺大明神 】