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小海神社
こうみじんじゃ
滋賀県高島市今津町南新保362
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式内社 近江國高嶋郡 小海神社 |
滋賀県高島市にある。
JR近江今津駅の北東1.5Kmほどの場所に鎮座。
琵琶湖に、嘴のように飛び出した石田川河口部南岸。
参道入口の鳥居は南東向き。
周囲は田圃で、数十mの参道が延びている。
境内は狭く、中央に社殿があり、二基の灯籠が立っているだけ。
社殿の扁額には、「小海神社」と明記されている。
今津のホテルにチェックインし、夕食のついでに
付近を散策している時の参拝。
夕方で、社殿の後方に陽が傾いた頃。
逆光のため、暗く写ってしまったが、
旅先の、のんびりとした風景が良い感じだった。
創祀年代は、不詳。
稲荷大明神とも称された神社。
後伏見天皇の正安の頃には、すでに祭祀されていたという。
明治二十九年琵琶湖大洪水のため流出した大浜神社(御旅所神社)を合祀した。
式内社・小海神社の論社の一つで、
明治五年に小海神社と改称したもの。
「小海」の読みは、『平成祭データ』では「こうみ」となっているが、
本来、「おうみ」と読んでいたのではないだろうか。
『滋賀県神社誌』によると、神紋は焔玉紋。
稲荷神でもあるので、火焔宝珠なのだろう。
ただし、現地で確認していないので、一般的な火焔宝珠紋を掲載しておく。
社域 |
鳥居 | 社殿 | 扁額 |
【 小海神社 (高島市) 】