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八幡神社
はちまんじんじゃ
滋賀県高島市マキノ町石庭577
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滋賀県マキノ町(現高島市)にある。
マキノ支所の北西2Kmほどの石庭に鎮座。
マキノ駅からは北西に5Kmほどの位置。
マキノ高原の南麓に広がる平地の森の中に境内がある。
参道入口には「八幡神社」の社号標。
鳥居をくぐって真直ぐに参道を歩くと、
やや暗めの境内の奥に、光に照らされた社殿がある。
拝殿はなく、覆屋の中に流れ造りの小祠が2つ並んでいた。
当社には境内社として、日枝神社があるはずなので、
どちらかが八幡神社本殿で、もう一方が日枝神社だろう。
社殿の造りとしては、右手の祠がやや高級感があるので、
右手が本社の八幡神社かもしれない。
創祀年代は不詳。
社地の周辺を、「鞆結」といい、
式内社・鞆結神社の論社となっている。
社伝によると、三寸ほどの方扁形の神石があり、
透かして見ると、数字が浮き出るとあるが、
祠の中に、安置されているのだろうか。
境内の中央付近に、6つの立石があった。
特に信仰の対象になっている様子は無かったが、
では、何だろうか?
ベンチとして利用しているのか、何かを置くための礎石だろうか。
よく見ると、3個ずつの2セットあるようで、内側が少し焦げてる感じ。
何か火を使う作業の台なのかもしれない。
ニョキニョキと生えた筍のような印象で、
光射す境内に、怪しげな雰囲気。
特に意味はないのかもしれないが。
当社の神紋に関して。
現地では確認できなかったが、
『滋賀県神社誌』には「左三つ巴」と記されている。
頭が左なのか、尾が左なのか不明だが、
とりあえず、一般的な三つ巴紋を掲載しておく。
社号標 | 参道入口 | 参道 |
境内 |
社殿 | 境内の石 |
覆屋の中に二つの本殿。八幡本殿と境内社の日枝社。
どちらがどちらかは未確認。
左の社殿 | 覆屋扁額 | 右の社殿 |
【 八幡神社 (マキノ町) 】