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奈具神社
なぐじんじゃ
京都府宮津市由良宮ノ上3537−1
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式内社 丹後國加佐郡 奈具神社 |
京都府宮津市にある。
丹後由良駅の北西1Km。
178号線から線路を南へ越えて、
狭い農道を進むと参道入口がある。
丹後富士・由良岳(640m)の北西麓に鎮座し、境内は緑。
舞殿のような拝殿の後方、覆屋の中に本殿がある。
社名「奈具」は、やすらぎを意味する「奈具志久」に由来するらしい。
同じく丹後国の竹野郡にあり、天女羽衣伝説の残る、
同名の奈具神社からの勧請という説もあり、
そちらの社名の起こりは、天女が老夫婦に放逐され、
各地を放浪した後、その地で「心なくしく(つまり、やすらか)」なり、
落ち着いたという。
別称、天避社、酒社。
これは、伊勢神宮外宮と同じ神と考えらている、
祭神・豊宇賀能賣命の別名が、当地では天酒大明神というところから。
これも、竹野郡・奈具神社の天女がよく酒を醸したという伝承によるものか。
本殿の扉には桐の紋が彫刻されていたが、神紋かどうかは不明。
参道鳥居 | 境内入口 |
境内と拝殿 |
拝殿から本殿 | 本殿覆屋 |
本殿 |
−境内石碑より− |
【 奈具神社 (宮津市) 】