[HOME] > [神社記憶] > [関西地方] > |
|
大處神社
おおところじんじゃ
滋賀県高島市マキノ町森西175
|
||
式内社 近江國高嶋郡 大處神社 |
滋賀県マキノ町(現高島市)にある。
マキノ駅の西4Kmほどの森西に鎮座。
境内入口は東向きにあり、林の奥へ続く参道を歩き
橋を渡ると境内がある。
境内中央に拝殿。その後方には、
同サイズ・同形式の二棟の社殿。
右が本社・大處神社で、左は境内社・酒波神社。
天気の良い午後の参拝。
強い陽射しだが、日陰の参道は涼しげ。
創祀年代は天智天皇九年。
式内社・大處神社で、
もとは国主大明神と呼ばれた神社。
社名の大處は、「おおところ」と読む。
和名抄にある高嶋郡大處郷にあり、
大處郷の地主神を祀る神社。
昔は、祈年祭に献猪の式があり、
猪が捕れない時は、調布八反を献じたという。
境内社の酒波神社は、
式内・日置神社の論社であるが、
社伝では、貞和五年(1349年)の創立という。
右の本殿の屋根には、巴紋が付けられていたが、
神紋かどうかは未確認。
左の酒波神社の屋根には、五三の桐が付いていた。
境内には、他に稲荷社がある。
鳥居 | 参道 |
参道の橋 |
境内 | 境内社 |
拝殿から二棟並んだ社殿 |
左が、境内社酒波神社 本殿 | 右が、大處神社 本殿 |
【 大処神社 大處神社 (マキノ町) 】