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鏡作麻氣神社
かがみつくりまけじんじゃ
奈良県磯城郡田原本町大字小阪字里中244
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国道24号線のそば。
寺川を挟んで、鏡作天照御魂神社の東にある。
創立年代は不詳。
江戸時代には、春日社と呼ばれていたようだ。
祭神は、天麻比止都禰命あるいは、天糠戸命。
『和漢三才図会』の鏡作社の記述を見ると、
天糠戸命であり、天照御魂神社の本社筋に思えるが。
「麻氣」は、鏡板を磨くということらしい。
とすると、伊多神が、鏡の基礎を作り、麻気神が仕上げるということになる。
境内社の祠が二つ。的場神社と白山神社。
また、金毘羅の石碑もあった。
社号標 | 鳥居扁額 | 金毘羅石碑 |
拝殿 |
本殿 | 的場神社、白山社 |
本殿 |
『延喜式神名帳』にある鏡作麻気神社、鏡作伊多神社については同じく社伝に「左座麻気神者天糠戸ノ命大山祇之子也、此ノ神鋳作日之御像鏡、今伊勢崇秘大神也、右座伊多神者、石凝姥命、天糠戸命之子也、比ノ神モ鋳作日象之鏡、今紀伊之国日前神是也」とみえる。
−『神社辞典』− 鏡作社(鏡作坐天照御魂神社)八尾村にある。祭神 二座 鏡作麻気神〔天糠戸命(あめのぬかどのみこと)である〕 石凝姥命 〔御子である〕(現在は天照国照彦火明命を併せて三座) 天照大神が磐戸に籠った時、天香具山の銅を取って鏡を鋳て日の像を作った神を石凝姥という。 鏡池 神鏡を鋳て水を注いだ所である〔本は十市郡にあり、のちにここに移した〕。(以上二項『国花記』による) −『和漢三才図会』− |
【 鏡作麻気神社 】