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若宮神社
わかみやじんじゃ
滋賀県高島市武曽横山1043−1
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旧村社 |
滋賀県高島市にある。
安曇川駅の西3Kmほどの武曽横山に鎮座。
八田川にかかる橋の側に境内があり、境内は東向き。
道路に面して参道入口があるが、
八田川側(南側)にも入口がある。
川の土手に空き地があり、車を停めるのにちょうど良かったので、
最初、川側の入口から境内に入ったが、
東側に表参道があることに気づき、
あらためて表参道から参拝開始。
で、参道を進み、境内に入ると、
木々は鬱蒼としているが、参道は綺麗に清められており、
深呼吸したくなるような味わいがある。
緑の清い気が満ちているという感じ。
数段の階段を登ると、拝殿があり、
拝殿の後方、垣の中に本殿と、幾つかの境内社がある。
垣内に入ると、右手に横向きの神明社と護国社。
正面に流造りの本殿があり、左右に小祠。
左が熊野社で、右が八幡社。
当社参拝の目的は、
本殿右手にある小祠・八幡社を見るため。
この小祠は、現在・八幡神社と称し、
社殿にも八幡大神の名が掲載されているが、
『平成祭データ』には、鞆結神社とあり、
明細帳にもそのように記されているらしい。
式内社・鞆結神社の論社の一つだが、
根拠は不明で、あまり有力ではないようだ。
そのため、八幡神社と称しているのだろうか。
『特選神名牒』に、鞆結神社に関して
「今按コノ社一説ニ横山村字宮山ニアリト云ヘトモ」
と記されている程度なのだ。
若宮神社に関しては、創祀年代は不詳。
当地は往古、磐衝別王の別業跡でさらに応神天皇の行在所だったといい、
元は、鞆結神社(八幡神社)の末社として存在していたが、
天正年中、兵火に罹り、鞆結神社の御神体は焼失。
若宮神社の御神体は無事だったため、
若宮神社を本社とし、鞆結神社を境内社にしたという。
北側参道 | 東参道の鳥居 |
境内 |
境内 | 拝殿 |
拝殿から社殿 |
本殿 | 本殿右に横向きで神明社と護国社 |
本殿左の熊野社 | 本殿 | 本殿右の八幡社 (鞆結神社) |
参道を歩いて境内に向かうと、
参道脇に、「若宮神社」の社号標。
ふと、参道の右手にある草地を見ると、
中央部分に、数本の背の高い木が固まって生えていた。
なにかの祭祀場でもあるのか気になったが、良く分からない。
神社参拝を繰り返していると、
このような周辺のちょっとしたものが気になるのだ。
境内への参道右手の草地の中の気になる木 |