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池坐朝霧黄幡比賣神社
いけにますあさぎりきはたひめじんじゃ
奈良県磯城郡田原本町法貴寺502
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大和川沿い、法貴寺にある。
境内は広く、本殿左右に末社が並ぶ。
創祀年代は不詳だが、
大同元年(806)には神封を寄せられているという古社で、
式内社・池坐朝霧黄幡比賣神社に比定されている。
法貴寺の鎮守として祀られた神社で、
法貴寺は秦河勝の草創であるから、秦氏縁の神社。
祭神が織物に関する神であることは、社名からも自明。
神社名鑑では祭神は、天萬栲幡黄幡比売命とある。
昔は神社の裏に池があったので、池社とも称したらしい。
菅原道真を合祀してからは天神様とも呼ばれ、
通称は法貴寺天満宮。
天満宮とも云うので、神紋は梅鉢。
社号標 | 鳥居扁額 | 由緒石碑 |
拝殿 |
本殿 |
本殿 | 玉垣内本殿横の境内社 梅尾・松尾・春日 |
本殿 |
玉垣左の境内社 波知久麻明神社・市杵嶋・琴比羅 | 玉垣右の境内社 須佐男・事代主 |
延喜式内大社 旧郷社
御祭神 天萬栲幡千々比賣命 菅原道真公例祭日 十月十九日 御由緒 延喜式神明帳に「池坐朝霧黄幡 比賣神社大月次相嘗新嘗」と見える 社名祭神名の示す如く機織(幡)の 神であって推古帝二十四年(六一五) 聖徳太子草創の法貴寺伽藍を賜った 秦氏がその祖神守り神として崇敬 した古社である。 また法貴寺記録によれば天慶九年 (九四六)九月十九日に北野天満宮より 菅原道真公を勧請し相殿した由が 見える古来法貴寺天神又は天満宮 として遍く知られており法貴寺 (長谷川氏の氏寺)の鎮守神として 信仰をあつめていた。 −境内石碑より− |
【 池坐朝霧黄幡比売神社 池坐朝霧黄幡比賣神社 】