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治田神社
はるたじんじゃ
奈良県高市郡明日香村大字岡字治田964
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式内社 大和國高市郡 治田神社 鍬靫 |
岡寺の向いにある。
近年まで「八幡」だった神社で、鳥居は岡寺参道の下にある。
多分、多くの人は、岡寺の鳥居だと思っているはず。
現社地は、岡寺の伽藍跡。
明治十二年までは、岡寺講堂の礎石が並んでいたという。
岡寺の移築後に、鎮座した。
古社地がどこであったかは不明。
一説には、明日香村豊浦付近にあったという。
式内社・治田神社に比定されている神社だが、
八幡宮とも称していたようで、明治になって治田神社の戻したという。
社号標と八幡宮の燈籠 |
拝殿 | 本殿 |
境内 |
(略)これによれば治田神社は治田氏の祖先を奉祀した
ものであろうから、その祭神は彦坐命であつたかと考へら
れる。 しかしその後に古伝を失ひ、文安(一四四四〜一四四九) の頃には大己貴命の別名たる大地主神を奉祀したものと考 へられる。然して何時の頃よりか又更に社名を八幡宮と称 して応神天皇を祭り、明治になつてからは治田神社となつ たが、祭神は依然として応神天皇を主神として、他に二柱 を相殿に併祀して今日に至つてゐる。 −『式内社調査報告』− |
【 治田神社 】