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日枝神社
ひえじんじゃ
滋賀県高島市マキノ町蛭口1487−1
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滋賀県マキノ町(現高島市)にある。
JRマキノ駅の西1.5Kmほどの蛭口に南向きに鎮座。
マキノ支所から、北東1Kmの道路わきに境内がある。
境内入口に、鳥居が立ち、傍らに「日枝神社」の社号標。
境内入口には、妻入りの拝殿があり、
奥に、二棟並んで社殿がある。
右手の少し小さな本殿が、当社・日枝神社本殿。
左手の少し大きな社殿が、境内社・若宮八幡宮。
拝殿の扁額には「正一位若宮八幡宮」とあり、
八幡宮を中心としていたことが分かる。
日枝神社の右手に、小祠があるが、詳細は不明。
創祀年代は不詳だが、
社伝では、明暦年間(1655〜1658)。
ただし、同じく社伝によると、源頼義より社地の寄進を受け、
治暦元年(1065)社殿を建立とあるから、
明暦年間というのは間違いだと思われる。
ひょっとすると、天暦(947)かもしれないが、不詳。
合祀の櫛眞智命は、式内・麻知神社の論社の祭神。
麻知神社は、もとは、当地の西、大町という地に鎮座していたが、
火災により、当社へ合祀されたという。
一説には、その時期が明暦年間であるという。
古社地である「大町」は、大いなる麻知神という意味らしい。
社殿の屋根に、巴紋が付いている。
八幡宮としての神紋だろう。
鳥居 | 境内と拝殿 |
拝殿から、 左・若宮八幡宮、右・日枝神社本殿 |
社殿 | 社殿 |
【 日枝神社 (マキノ町蛭口) 】